都庁の仕事-新公会計制度の推進

東京発の新しい公会計制度の推進を図る業務です。全国自治体のトップランナーである都庁らしい仕事と言えるでしょう。

簿記・会計を学んだ方をはじめ、会計の分野で専門性を身に着けて活躍したい方には、一定の実務経験を積んだうえで、こうしたキャリアパスも用意されています。

以下、2013年度実施分の庁内公募要項の抜粋ですが、自分のやりたい仕事が都庁の中にあるのかどうか、その仕事にはどういった能力が求められているのかを知るための参考として活用してください。

新公会計制度の推進

<配属部署>


 会計管理局 管理部 会計企画課

<事業・業務内容>

 単式簿記・現金主義会計に加えて、国に先駆け全国で初めて導入した複式簿記・発生主義会計を的確に運用していくため、様々な業務を実施する必要がある。具体的には、以下のとおりである。

 ・複式簿記・発生主義会計による財務諸表の作成
 ・行政における財務諸表の分析手法の開発
 ・行政における会計基準についての継続的検証
 ・新公会計制度の全国の自治体への普及拡大
 ・制度運用の一層の改善や各局への指導

<求める人材像>

 公会計制度改革として、複式簿記・発生主義会計の運用という先駆的な施策を担当するポストにおいて、柔軟なセンスを発揮でき、折衝能力及び協調性が高く、困難な職務に前向きに取り組む強い意欲を持つ、次のいずれかの要件を満たす者。

 ・一般会計を所管する局の予算担当の経験があること。(財務諸表に関する基礎的知識を有する者が望ましい。)
 ・公営企業局の会計事務の経験があること。
 ・準公営企業会計の会計事務の経験があること。

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