都庁の仕事-公金管理(運用)

公金の運用という、かなり専門性が高く、特殊な職務もあります。都庁の場合、歳入・歳出や基金の額は、数兆円規模です。

以下、2013年度実施分の庁内公募要項の抜粋です。
当該公募では、民間企業からの転職者や、特定の資格を持っている方が対象となっていますが、自分がやってみたい仕事が都庁の中にあるのかどうか、その仕事にはどういった能力が求められているのかを知るための参考として活用してください。

公金管理(運用)

<配属部署>

 会計管理局 管理部 公金管理課

<事業・業務内容>

 歳計現金及び基金について、安全性及び流動性を確保したうえで、効率性を追求した運用を行うため、主として次の業務を行う。

 1 預金先金融機関、債券発行体の財務内容分析・評価及び経営状況の監視
 2 日々の金利状況を勘案した定期性預金の設定、債券の購入
 3 金融商品の調査・分析を踏まえた新たな運用対象商品の選定
 4 運用実績の検証、及び翌年度の資金管理計画の策定

<求める人材像>

 折衝能力、資料作成能力及び協調性に優れ、かつ、次のいずれかの要件を満たす者。

 1 金融機関での勤務経験がある者(特に資金証券業務に従事した経験のある者)
 2 民間企業の決算分析に関する知識がある者(特に金融機関の決算分析に関する知識がある者)
 3 資金運用の経験があり、債券の取引や金融機関との交渉に関する知識・経験がある者
 4 証券アナリスト、ファイナンシャルプランナー等の資格を有する者

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